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第10回目情報:(更新日2006/12/20)
8.「リフレーミング」
今回は、「リフレーミング」についてご案内したいと思います。
NLPの目指すところは、現在の状況から望ましい状態にすることにあります。
そのためのテクニックがたくさんあるのですが、その中の一つに「リフレーミング」があります。「再び枠にはめる」「枠をはめ直す」という意味があります。
例えば、コップに半分水が入っています。それを見て「ああ、もう半分しか水がない」と思う人がいます。でも「まだ半分も水がある」という見方もできますよね。このように別の見方、別の選択肢をもたらしてくれるものが「リフレーミング」です。
リフレーミングには「意味のリフレーミング」と「状況のリフレーミング」の2つがあります。今のコップの話は「意味のリフレーミング」にあたります。状況が変えられない場合(コップに半分水が入っている事実)、出来事がもっている意味そのものを変え、(半分しかない→半分もある)他にも選択肢があることに気づくのも役に立つかもしれません。
その他の例としては・・・
「土日に休めないのがストレスなの」→→→「空いている平日に映画やショッピングを楽しめるからいいね〜」
「子供が親の言うことをきかなくて困るんだよ」→→→「もう自己主張ができる子なのですね〜」
皆さん、赤鼻のトナカイの歌はご存知ですね。赤鼻のトナカイはいつも皆の笑いものでした。でもクリスマスの日にサンタさんがこう言います。暗い夜道ではお前の鼻が役に立つと。これは「状況のリフレーミング」です。普通に暮らしていたら赤鼻のトナカイは仲間はずれです。でも夜道という別の状況では赤鼻が役に立つわけです。このようにある状況を別の状況に置き換えるのです。ほとんどの行動・状況はある場面では不都合でも他の場面では役立つことがあるものです。
その他の例としては・・・
「夫は経理の仕事なんだけど、家の中のことまで細かくチェックするのでイライラするわ」→→→「細かいチェックもできるという能力で仕事での成果と信頼を得られていらっしゃるのですね〜」
リフレーミングの目的は「真実」を見つけることでも、問題を「解決」することでもありません。現在の行き詰った状態からより有益な反応を引き出すことが大切なのです。
また何通りかの見方・考え方を知っていれば選択肢も増えますし、柔軟性も増してきます。もし周りに否定的な表現を多くする方がいたら、「リフレーミング」を使って違う見方の提案をしてみてください。
でもベースに「ラポール」(信頼関係の構築)が必要なことをお忘れなく!
(文章:佐野 亜希子)
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